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【3年理系】環境資源探究  2024.9.11・18

環境資源探究の一環で「海のごみ問題」に関する学習を行いました。

前田和代氏(アノミアーナ)・北嶋伸希氏(福井テレビ)をお招きし、9月11日(水)は本校での講義、9月18日(水)は、講師の方々からのアドバイスのもと、三国サンセットビーチにある砂からマイクロプラスチックを見つける体験を行いました。講義では、海のごみは町の生活に由来するものが少なくないことを学び、体験では、実際に砂浜に落ちているマイクロプラスチックを見ることができました。
一連の活動を通して、海のごみ問題は海から離れて住んでいても、自身に関係のある問題であり、誰もが何らかの形で問題の解決に貢献できると多くの生徒が感じることができる、充実した時間となりました。

 

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

環境資源探究(2年生)   2024.9.10、17

9月の2週にわたり、環境資源探究の一環で「エネルギー」に関する学習を行いました。上中律代氏・森下千恵子氏(北陸電力株式会社)をお招きし、9月10日(火)に本校での出前授業、9月17日(火)に施設見学を行いました。出前授業では、講義やカードゲームを通して、カーボンニュートラルを目指した「まちづくり」の難しさについて体験することができました。施設見学では、今後期待されている太陽光や風力発電の課題を学習することができました。

「身近にこのような施設があることに驚いた」という感想を述べる生徒もおり、地域にある資源について興味を抱く様子が見られました。

 

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

6月25日(火)の6,7限目に、グループに分かれフィールドワークとして三国町内の事業所や施設、店舗を訪問しました。生徒たちは総合の時間でグループごとに、選んだテーマに関する三国の魅力を挙げ、自分たちなりにその魅力を伝える企画やその企画を伝える宣伝方法を考えてきました。今回のフィールドワークでは訪問先の施設を見学し、業務等ついて教えていただき、訪問先の方が思う三国の魅力や、その魅力をどのようにお仕事に活かしているのかについてなどインタビューしました。また、自分たちの企画等について質問し、改善する点など貴重なアドバイスをいただきました。今後アイディアをブラッシュアップしていく上で大変有意義な機会とになりました。

以下の事業所、施設、店舗の方にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
茶の下旅館、ハッピーマニアック、にしさか、んだこ、DMOさかい、UDCS、オーベルジュほまち三国湊、三国港市場、S'Amuser、坂井市役所三国支所、近藤古美術、坂井市龍翔博物館、三国祭保存振興会、三国提灯いとや、三国オーシャンリゾート&ホテル、みくに隠居処、三国コミュニティーセンター、平野写真館、MOFキッチン、出村北前茶屋、魚志楼、三國湊座、三國神社               

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

3月21日(木)の午後、武生商工会議所で羽水高校主催の「高校生探究クロスセッション」が行われ、県内10校が集まり、本校からは2年生の4グループが参加しました。この4グループは2月6日に行われた「坂井市への課題解決策提言」発表会で各教室のアドバーザーから優秀賞に選ばれたグル-プです。今回の発表ではポスターセッションの形式で自分たちの探究テーマについてプレゼンしました。他校の生徒や教員の前では緊張してうまく話せるのか心配でしたが、大変落ち着いて発表しており、聴衆と活発なやりとりをしていました。聴衆からは様々な質問が投げかけられ、それに対して一つ一つ丁寧に回答している姿が印象的でした。その後、ワークショップが開かれ、参加者全員が25グループに分かれ、各テーブルで自己紹介をしたり探究について議論したりして、他校の生徒との交流を楽しんでいました。

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

「三国のイマを盛り上げる」の最終回は三国提灯いとやの小島まりやさんをお迎えして、提灯製作やご自身のキャリアについてお話しいただきました。お店は今年で創業233年ですが、創業当時は雑貨屋さんを営み、小島さんの祖父の代から提灯を専門に製作販売するようになったそうです。提灯作りは分業制のところが多く、いとやさんのように一貫工程でやっているお店は大変珍しいそうで、そのためアフターケアまでできる点がいとやさんの強みだと仰っていました。コロナ禍で仕事が半減してしまいましたが、その間に商品開発を行うなど、ピンチをチャンスに変えていったようです。近年では「三国提灯プロジェクト」を立ち上げ、三国祭の時に昔のように玄関先に提灯を下げてもらえるよう活動を行っています。海外からの発注もあるそうで、フランスのデザイナーからの依頼で蝶々の繭をイメージした提灯を製作しました。小島さんはもともと提灯職人になるつもりはありませんでしたが、父親の忙しさを見て手伝うようになり、今に至るそうで、いくつかの実物や製作した提灯の写真を見せていただきました。それらはどれもすばらしく、努力もされたと思いますし才能も持ち合わせていたのだろうと感じました。生徒たちもいろいろな経験を通じて、好きなことや得意なこと、自分の才能と言える部分を見つけて将来に活かして欲しいと思います。

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

2月6日(火)午後に2年生による新・三高地域魅力化プロジェクト「坂井市への課題解決提言発表会」を開催しました。4教室に分かれて25のグループが「総合的な探究の時間」で取り組んできた身近な地域(坂井市)の課題およびその解決策について、高校生ならでは視点で発表しました。
生徒たちは、発表を聞いて相互評価や自己評価を行うとともに、坂井市議会議員・坂井市役所職員・地域の方から的確な助言をいただき、自身の発表内容の振り返りを行い、身近な地域(坂井市)および探究の方法について深く学びました。
各教室の発表の中から優秀賞・奨励賞が選出され、2月27日(火)の全体発表会で優秀賞に選出された4グループが発表します。

優秀賞
教 室  組 班    発表テーマ
A教室  1組6班  若い世代を増加させるために
B教室  3組4班  三国祭の後継者不足
C教室  2組4班  三国サンセットビーチのごみ問題
D教室  1組7班  坂井市を歩きやすく!

奨励賞
教 室  組 班    発表テーマ
A教室  4組2班  三国高校の志願者数の増加を目指して
B教室  1組1班  坂井市のお土産に愛着をもってもらうには
C教室  1組2班  三国サンセットビーチの海ごみを減らそう
D教室  1組4班  通学路に街灯が少ない~光の大切さ~

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

「三国のイマを盛り上げる」の第4弾は三国運動公園近くにあるポルタの喫茶室の木部愛莉さんをお迎えして、お店の経営と三国を盛り上げる点を結びつけてお話しいただきました。27歳のときにご夫婦で開業し、20軒もカフェがあるカフェ激戦区の三国で、7:30からモーニングを楽しめるお店として営業されています。食を提供する上でこだわっている部分も多く、自分たちが心からおいしいと思うものだけを提供し、食材は生産者のこともよく知ることにしているようで、そのことが町のことを知ることに繋がっているそうです。また、喫茶店の仕事として「空間と時間の提供」を大事にしておられ、お店の雰囲気作りに気を遣い、静かにゆっくりと時間を過ごしてもらえるよう話し方から使う家具、メニューに至るまで工夫をしているとのことでした。自分たちのお店が「三国を盛り上げる」パーツとなり、三国に来る人たちが三国を好きになるきっかけ作りができればと思っていらっしゃるようです。そのほか、お店の名前の由来や、木部さんのこれまでのキャリアについてなど興味深いお話をたくさんしていただき、お仕事に対する強い思いや三国に対する愛を強く感じた講演でした。

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

「三国のイマを盛り上げる」の第3弾は石丸ハウスセンター社長の石丸和宏さんをお迎えして、ご自身のお仕事と三国との繋がりについてお話していただきました。石丸ハウスセンターは創業110年を迎え、一級建築士の和宏さんが5代目として会社を経営されています。「超地域密主義」のもと、以前は車で10分圏内を仕事の範囲と決めていたそうですが、今は30分圏内に広げたそうです。三国祭山車格納庫、北前茶屋、ブリリアントハートミュージアムなど生徒たちも知る三国町内の建物を扱っており、仕事ぶりから三国愛を大変感じることができました。石丸さんが掲げるこれからのテーマは「育ててくれたこの町や人への恩返し」「誇りを持って住み続けたくなるまちづくり」「この町を守ってくれる人材の育成」ということで、生徒たちのようなこれからの若者に託された課題のように感じました。石丸さんのように自分が住むところで「まちを支える人材」になりたいと思う人が増えてくれればと思います。

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

1/29(月)、2年生の理系選択者53名が三国港市場を訪問しました。
環境資源探究の授業では、これまで「エネルギー」「農業」の観点から坂井市三国町の環境資源について学習してきました。それぞれの観点から、課題を発見し、その解決策や技術発展について探究しました。3学期は「水産資源」に着目し、授業を展開しています。
本授業では、三国港市場の職員の方々にセリ場や船着き場、カニの仕分け場などの作業場を案内して頂きました。市場の組織や社会的役割、三国港の水産資源についての説明もして下さり、熱心にメモを取る生徒の姿が見られました。カニの仕分け場では、最高級ブランド「極」サイズのカニも見せてもらうことができ、生徒の感動している様子が伺えました。
今後は本授業で得た知見を活かして日本の水産について課題を考え、その解決策について探究していく予定です。

【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】

「三国のイマを盛り上げる」の第2弾は三国祭保存振興会青年部会から木谷さん、北野さんをお迎えし、「山車作り」の面白さや大変さについて熱く語っていただきました。お二人は三国祭保存振興会から出す山車の武者人形を作る主要なメンバーで、毎年祭が終わるとすぐ、次の年に作るものを決め、7月には製作をスタートするそうです。ゆったりとではありますが、週に2日集まりながらほぼ1年かけて完成させると仰っていましいた。年によっては、他地区から製作の依頼が来ることもあり、3基作る年もあるそうです。後継者不足という問題もあるようですが、青年部会に入って活動することで身近に三国祭が好きな人がいることが分かり、祭後の達成感や団結力を感じるそうです。講演終了後、持ってきてくださった武者人形の顔の部分に興味を持って眺めたり、熱心に質問をする生徒もいました。今日の講演を聞いた生徒たちの中から数年後に木谷さんや北野さんと一緒に活動している人がいることを期待しています。
【地域探究の授業はJKA(競輪)の補助を受けて実施しております】