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 令和2年3月2日(月)、第72回卒業式が行われました。
 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、在校生や来賓の参加を最小限にとどめ、式次第もできるだけ縮小して実施されるという、例年とは異なる方法での実施でした。
 式では、学校長式辞、PTA会長祝辞に続いて、山崎心太郎君が在校生代表送辞を、品谷麻希さんが卒業生代表答辞を読み上げました。在校生の皆さんとその場で共有できなかったのは残念でしたが、それぞれに思いが込められたメッセージでしたので、ぜひ読んでいただければと思います。
 なお、卒業生の皆さんから、卒業記念品として紅白幕をいただきました。式典などの際に大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
 188名の卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございました。

 令和2年1月22日(水)の6・7限目に、坂井市議会から26名の議員の皆様に来校いただきました。各クラスでは6名の議員さんをお迎えした後、生徒はグループ別に、らっきょうや酒まんじゅうなどの名産に着目した三国のPR、サンセットビーチのゴミ拾いをスポーツイベント化するプラン、町内を自転車で回る観光プランなど、これまでに取り組んだ課題研究のまとめを発表しました。
 グループ発表の後、議員の方から様々な質問やアドバイスをいただきました。生徒は、今後、課題研究のまとめとして、各自でレポートを作成します。
 坂井市議会の皆様、本日はたいへんお世話になりました。来年度も、本校の探究学習の推進のために、関係の皆様のご協力をお願いします。

心新たに2020年をスタート

 三国高校の2020年は、1月8日(水)の3学期始業式で始まりました。

 始業式では、上山校長が「一年の計は元旦にあり」という言葉について話をしました。
 中国の明代に憑慶京という学者によって著された書物「月令広義」の中にある「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり」という文が、「一年の計は元旦にあり」の由来であるという説があります。
 その文のあとには、「一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」という文が続き、真面目に努力することや健康に留意することの大切さが述べられているということです。

  「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」という言葉も紹介されました。3学期は、1,2学期よりも短く、あっという間に過ぎてしまうもの。元旦に立てた目標を忘れずに、充実した時間の過ごし方をしてほしいと訴えました。

 最後に、各学年へのメッセージが伝えられました。特に3年生は、高校生活最後の学期となります。すでに進路決定を終えた生徒や、センター試験などこれからチャレンジに向かう生徒など様々ですが、同じ学校で3年間学んだもの同士で支え合いながら、一人ひとりが進路志望を実現してほしいという思いが伝えられました。

 12月11日(水)、12日(木)の2日間にわたって、2年生36名がインターンシップに参加しました。

 高校卒業後の進路の一つとして就職を考えている2年生36名が、坂井市内の企業や自衛隊などで就労体験。老人介護施設では笑顔で利用者に話しかけたり、慣れないミシン操作の実習をしたり、販売店舗では「いらっしゃいませー」と大きな声をかけたりしながら、みんな頑張っていました。

 参加した生徒は、今まで体験したことのない貴重な体験をして、自分が社会で働くというイメージを持つことができたようです。

中学生保護者対象に実施

 12月7日(土)の午後、本校の緑陵会館において、中学校3年生の保護者および中学校の先生方(約40名)を対象に、本校の説明会を行いました。

 本校の教育ビジョンや教育課程、部活動、進路状況などについて、担当教員から説明しました。あわせて、本校の卒業生(3名)と現役生(2年生2名)に、三国高校で取り組んだことやがんばっていることなどについて話をしてもらいました。

 中学3年生のみなさんは、受験校を決定する大切な時期ですね。お伝えした内容を参考にしていただき、本校への理解をさらに深めていただけたら幸いです。

 11月21日(木)、福井被害者支援センターから宮地美貴子さんにお越しいただき、「命の大切さを学ぶ教室」を行いました。

 宮地さんは、12歳のご長男を交通事故で亡くされた経験から、交通事故被害者遺族の自助グループ「光の風」を立ち上げ、命の大切さを訴える講演活動などを行っておられます。

 宮地さんは、事故で大切な命を失うことの悲惨さ、残された遺族の苦しみ、与えられた命を大切にすることの重要性、などについて生徒に語ってくださいました。生徒からは、自分の命を今まで以上に大切にしたい、などの感想が聞かれました。

 宮地さんには、貴重な体験をお話しいただき、誠にありがとうございました。

 11月12日(火)、HEALホリスティック教育実践研究所所長の 金 香百合 先生 を講師にお招きし、『自分を愛し、人を愛して、自分の人生を創造する~自尊感情・エンパワー・暴力の視点~』と題してお話しいただきました。

 講演では、人と自分を比べる必要はなく、人との出会いを経て自尊感情を高めることで自分が変わり光り輝くことができるということを、ご自身の例を挙げながら分かりやすく説明してくださいました。

 生徒のみなさんには、ぜひ「自分らしさの種」を育ててもらいたいと願っています。

10月31日(木)に生徒総会を実施しました。
はじめに、前期の各委員会委員長から、活動内容や反省点等が報告されました。
続いて、前期生徒会役員から退任の挨拶。学校祭にかけた思いなどを語りました。
そして、後期生徒会役員の挨拶と、各委員会の活動方針に関する説明。
最後に、生徒全員で校歌を歌いました。

緊急地震速報システム導入にともない実施

 本校が坂井地区の県立学校防災拠点校に指定され、10月に緊急地震速報システムが導入されました。
 これにともない、10月23日(水)に避難訓練を実施しました。地震発生の速報を受けて机などの下に入り頭を守る、地震後の火災発生の連絡を受けてグラウンドへ避難する、といった訓練の後、防災アドバイザーの方から講評をいただきました。
 目標時間内に避難は完了しましたが、まだまだ改善の余地もあります。今後も、防災に関して取り組む機会を設けることができればと思います。

10月15日(火)~18日(金) 3泊4日

 今年の修学旅行初日は、那覇空港到着後国際通りの散策。従来の修学旅行では最終日に組まれることが多かったのですが、生徒はお店巡りを楽しんでいました。

 夜はホテルで沖縄戦がテーマの朗読劇、2日目午前中はガマ体験、ひめゆり平和記念資料館訪問がありました。いずれも生徒は真剣に学習に取り組んでいました。その姿を見るにつけ、平和学習という沖縄への修学旅行の意義を再認識します。

  2日目の午後はクラス研修、3日目はタクシー研修とクラスごと、班ごとに計画した研修に臨みました。美ら海水族館や世界遺産を訪れたり、ビーチでマリン体験に挑戦したり、生徒も満足感があったようです。

 最終日は、首里城を見学し、帰路につきました。セントレア空港から成田山までずっと雨、そして寒さ。最後になって沖縄と本州の違いを痛感させられました。

 兎にも角にも、大きな問題が起こることなく、無事帰ってくることができました。お子様を送り出していただいた保護者の皆様をはじめ、お世話になった皆様に感謝致します。