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1年生「探究」の時間に実施

 令和2年1月30日(木)、末吉里花さん(一般社団法人エシカル協会代表理事)をお招きし、6・7限目に1年生対象の講演をしていただきました。

  「エシカル」とは、「倫理的な」という意味で、人や社会、地球環境、地域に思いやりのある行動をしようというものです。私たちが利用しているモノの背景には、貧困や人権侵害、気候変動などの問題が潜んでいることを知ったうえで、それらの問題を解決するためにはどうすればよいかを考えて行動することが大切です。

 末吉さんは、世界や日本の各地で実際にどのような取組がされているかを、具体的に話してくださいました。大学や高校でも、学生や生徒による様々な活動が行われており、三国高校の生徒にも何かできるのではないかというヒントをいただきました。

 エシカル協会の皆様には、今後も本校の取組にご支援をいただきたいと思います

 令和2年1月22日(水)の6・7限目に、坂井市議会から26名の議員の皆様に来校いただきました。各クラスでは6名の議員さんをお迎えした後、生徒はグループ別に、らっきょうや酒まんじゅうなどの名産に着目した三国のPR、サンセットビーチのゴミ拾いをスポーツイベント化するプラン、町内を自転車で回る観光プランなど、これまでに取り組んだ課題研究のまとめを発表しました。
 グループ発表の後、議員の方から様々な質問やアドバイスをいただきました。生徒は、今後、課題研究のまとめとして、各自でレポートを作成します。
 坂井市議会の皆様、本日はたいへんお世話になりました。来年度も、本校の探究学習の推進のために、関係の皆様のご協力をお願いします。

 この表彰は、キャリア教育の充実発展に尽力し、顕著な功績が認められた教育委員会、学校及びPTA団体等に対して、その功績をたたえ、文部科学大臣が表彰することにより、キャリア教育の充実を促進することを目的とするものです。
 表彰式は、令和2年1月15日(水曜日)10時30分から、国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟国際会議室にて行われ、本校上山校長が出席しました。
 主な本校のキャリア教育への取組は、①地域課題探究の取組、②坂井市議会への提言、③職業探求講座、④インターンシップ等です。
 本校は、今後とも、坂井市、UDCS(アーバンデザインセンター坂井)、アズAS☆(あわら坂井創造推進協議会)、三国観光協会、東京大学、東京都市大学など地域の団体や企業、大学の協力を得ながら、地域の課題について考え、地域文化の継承・発展と地域の活性化に資する課題探究活動の実践など地域に根ざした教育プログラムを立ち上げ、地域から求められ選ばれる魅力的な高校を目指して参ります。

心新たに2020年をスタート

 三国高校の2020年は、1月8日(水)の3学期始業式で始まりました。

 始業式では、上山校長が「一年の計は元旦にあり」という言葉について話をしました。
 中国の明代に憑慶京という学者によって著された書物「月令広義」の中にある「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり」という文が、「一年の計は元旦にあり」の由来であるという説があります。
 その文のあとには、「一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」という文が続き、真面目に努力することや健康に留意することの大切さが述べられているということです。

  「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」という言葉も紹介されました。3学期は、1,2学期よりも短く、あっという間に過ぎてしまうもの。元旦に立てた目標を忘れずに、充実した時間の過ごし方をしてほしいと訴えました。

 最後に、各学年へのメッセージが伝えられました。特に3年生は、高校生活最後の学期となります。すでに進路決定を終えた生徒や、センター試験などこれからチャレンジに向かう生徒など様々ですが、同じ学校で3年間学んだもの同士で支え合いながら、一人ひとりが進路志望を実現してほしいという思いが伝えられました。