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 えちぜん鉄道の三国駅から高台に続く細い坂道は「エッセル坂」と呼ばれています。この坂道沿いの花壇の花の植え替えを、三国高校生が毎年ボランティアで行っています。このボランティア活動が20年続いたのを受け、このほど特定非営利活動法人三国まちなかエッセルから感謝状をいただきました。

 12月16日(月)、同法人の理事3名が本校にお見えになり、上山校長に感謝状が贈呈されました。理事の方のお話では、三国高校のボランティアによる協力がなければ、20年もの長い間この活動を続けることはできなかったとのことです。「地域に貢献する学校」を目指す本校としては、その役割を果たすことができたと実感できる嬉しいニュースです。この喜びを生徒全員で共有するとともに、今後も地域に貢献できる生徒の育成を目指したいと思います。

 福井県による海外語学研修が本年度も実施されます。県内の高校2年生100人が、令和2年3月にカナダで2週間の研修を行います。

 三国高校からは6人の生徒が参加することになり、12月13日(金)に第1回の事前研修が敦賀市のプラザ萬象で行われました。旅程や研修の心構え等の説明のほか、英語コミュニケーション演習が行われ、参加者は熱心に活動していました。

 1月・2月にも事前研修が行われる予定で、生徒は日頃の英語学習も含めて、カナダ訪問に向けて準備を進めていきます。

 12月11日(水)、12日(木)の2日間にわたって、2年生36名がインターンシップに参加しました。

 高校卒業後の進路の一つとして就職を考えている2年生36名が、坂井市内の企業や自衛隊などで就労体験。老人介護施設では笑顔で利用者に話しかけたり、慣れないミシン操作の実習をしたり、販売店舗では「いらっしゃいませー」と大きな声をかけたりしながら、みんな頑張っていました。

 参加した生徒は、今まで体験したことのない貴重な体験をして、自分が社会で働くというイメージを持つことができたようです。

 12月13日(金)、PTA進路委員会主催の「職業探求講座」が行われました。 講師は、市役所職員、保育士、看護師、調理師、プログラマー、スポーツインストラクターなど、14名の方にお越しいただきました。

 1,2年生は、各自の希望に応じて講座に参加、仕事内容や、その仕事に就くための心構え、準備の仕方などをお話していただきました。 事後アンケートでは、「様々な職業についていろいろ知ることができ、今後の進路選択に大いに参考になった。」との声が多く寄せられました。

 12月12日(木)の午後、「ミニバレーボール大会」を行いました。部活動やクラス、友だち同士などが4人1組になって合計24チームが参加(教員チーム1チームを含む)、男女別で総当たり戦を行いました。コートはバドミントンコート、使用球はソフトバレーボール。途中、調理部によると豚汁で体を温めながらの熱戦は、約2時間に及びました。優勝チームには調理部からクッキーのプレゼント。駅伝大会、大縄跳び大会に続いて、楽しく交流を深めました。

台中市私立弘文高級中学生徒36名と交流

 12月9日(月)、台湾からの高校生36名を受け入れました。

 歓迎セレモニーでは、お互いの挨拶・スピーチの他、弘文高級中学の学校説明がありました。弘文高級中学は私立の中学・高校で、生徒数2,000名を越える大きな学校とのことです。本校の生徒たちは、学校の説明に興味津々でした。また、ダンスパフォーマンスでは、様々な音楽に合わせて歌ったり踊ったり、ノリノリのパフォーマンスで楽しませてくれました。

 午前中は、茶道、書道、琴演奏の文化体験をしてもらいました。弘文高級中学の生徒には、どの活動にも興味を持ってもらえたようです。昼休みは4,5人のグループに分かれて、1・2年生の教室で本校の生徒と一緒に昼食を食べました。教室での昼食を楽しんでもらえたようです。

 午後は、成田山参拝、東尋坊見学、三国湊地区の散策などを楽しんでもらいました。

中学生保護者対象に実施

 12月7日(土)の午後、本校の緑陵会館において、中学校3年生の保護者および中学校の先生方(約40名)を対象に、本校の説明会を行いました。

 本校の教育ビジョンや教育課程、部活動、進路状況などについて、担当教員から説明しました。あわせて、本校の卒業生(3名)と現役生(2年生2名)に、三国高校で取り組んだことやがんばっていることなどについて話をしてもらいました。

 中学3年生のみなさんは、受験校を決定する大切な時期ですね。お伝えした内容を参考にしていただき、本校への理解をさらに深めていただけたら幸いです。

ONO MEMORIAL で校歌のメッセージ学ぶ

 11月23日(土)、「三国高校の校歌を考える会」を行いました。 参加生徒は生徒会役員、各クラスの代表など、14名。学校近くのONO MOMORIAL(小野忠弘画伯の旧邸宅に併設された美術館)で行いました。

 本校校歌の作詞は、三好達治によるものです。講師の張籠二三枝先生(三好達治の詩を読む会)から、小野画伯と三好達治の関係や本校校歌に込められたメッセージなどをお話しいただきました。

 三好達治が書いた新福井県民歌の歌詞に共通のメッセージが込められていることも教えていただいたり、校歌に描かれている風景などについて質問したりして、生徒は歌の理解を深めた様子でした。

 「校歌を考える会」の後はみくに龍翔館へ移動し、特別企画展「三国に集った作家たち」を見学しました。

 協力いただいた張籠先生、龍翔館の皆様、ありがとうございました。

 11月21日(木)の放課後、校内大縄跳び大会を実施しました。

 大会には、教員チームを含む8チーム(合計80名)が参加。DVDの映像にあわせてエアロビクス体操をして体を温めた後、いよいよ本番。60秒1セットの10セット勝負で、引っかからずに跳べた回数の合計を競いました。

 競技の後には、調理部手作りのクッキーと校務員さんから差し入れてもらった焼き芋で、みんな笑顔に。次はどんなイベントが企画されるでしょうか……。

 11月21日(木)、福井被害者支援センターから宮地美貴子さんにお越しいただき、「命の大切さを学ぶ教室」を行いました。

 宮地さんは、12歳のご長男を交通事故で亡くされた経験から、交通事故被害者遺族の自助グループ「光の風」を立ち上げ、命の大切さを訴える講演活動などを行っておられます。

 宮地さんは、事故で大切な命を失うことの悲惨さ、残された遺族の苦しみ、与えられた命を大切にすることの重要性、などについて生徒に語ってくださいました。生徒からは、自分の命を今まで以上に大切にしたい、などの感想が聞かれました。

 宮地さんには、貴重な体験をお話しいただき、誠にありがとうございました。