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本校は,福井県の北部に位置する坂井市の丘陵地帯にある学校で,近くには九頭竜川が日本海へと注ぎ,さらにその南側には,福井県の大穀倉地帯である広大な坂井平野が広がるという豊かな自然環境に包まれています。本校は明治42年に開校された坂井郡立女子実業学校(大正15年に県立三国高等女学校と改称)と大正11年開校の県立三国中学校を前身とし,昭和23年にこの2校が統合されて,県立三国高等学校としてスタートしました。平成20年度には創立100周年目の節目を迎えました。今年は創立109年目にあたり,伝統校としての歩みを着実に進めています。
本校の校歌の歌詞は著名な詩人,三好達治の手になるもので,「心高かれ」という本校の校訓はこの校歌からとられています。
心に志を持ち、それを実現するための惜しみない努力を重ねる。
一人の人間として充実した生き方を目指すだけでなく、人々の幸福と平和や人類の未来を視野に入れた生き方を目指すという2つの意味が込められた高邁な精神に基づいた校訓です。
現在,1・2学年は普通科5クラス,3学年は普通科6クラスの合計16クラスの構成となっています。
教育課程は,生徒一人ひとりの個性に応じた多様な進路希望に対応できるカリキュラムを編成し,国公立大学への進学希望者から就職希望者まで,それぞれにきめ細かな指導を行い,生徒一人ひとりの進路実現に力を入れています。
文Ⅱ系列では2年生から,人間福祉コースとソフトウエアコースを設け、専門科目を学ぶことで深い専門知識と高い技能を修得することで,専門性を生かした進路実現を目指しています。特に人間福祉コース選択者は、介護職員初任者研修の資格取得が可能です。
また,部活動への加入率は8割を超え,運動部・文化部ともに活発です。中でも,女子ソフトボール部の活躍には,目を見張るものがあり,全国大会の常連校として大きな存在感を示しています。
ここ数年の活動を見ても,柔道部・陸上部・ヨット部などが,北信越大会へ進出し,文化部においても,かるた部・吹奏楽部・写真部・書道部などが上位大会への進出を果たすなど,積極的な活動で成果を上げています。
地域および保護者の皆様の御期待に応えるべく,本校生徒は互いに切磋琢磨し,勉学や部活動に,日々励んでいます。ホームページの各パートをご覧いただいて,本校への理解をより一層深めていただければ幸いです。
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