コンテンツへスキップ

本校では、昨年度より三国町の伝統文化である「安島モッコ刺し」を学んできました。講演会や実技講習会、みくに龍翔館への見学などを通し、少しずつ理解を深めてきました。そして、今年10月30日(土)~11月31日(火)ONOメモリアルにて坂井市教育委員会主催で三国高校現代刺子展を開催することになりました。今日は、「服飾文化」の受講生22名が安島モッコの会の方による講演と実技講習を受けました。刺し子が誕生した経緯や北前船との関連について、分かりやすく説明していただきました。江戸時代に着用されていた着物や前掛けなど実際に手に取り見せていただいたり、モッコ刺しの施された法被を着せていただいたり貴重な経験をさせていただきました。また、日本で最も針目が細かいことが特徴である安島モッコ刺しの基本となる運針を実際に指導していただきました。針目の細かさに苦戦しながらも生徒たちは集中して運針に取り組んでいました。

16日(金)、2年生文系クラスで、学校設定科目「三国地域学」の授業が始まりました。地域との協働による高等学校教育改革推進事業の一環として、今年から開設された授業です。地域との協働を進めながら学んでいきます。当日は、ガイダンスということで2クラス合同でしたが、密を避けて体育館で実施しました。タブレットも活用して、グループで話し合いながら、今年の見通しを学びました。

今年度の総合的な探求の時間が13日(火)から始まりました。1年生は「高校生活を考える」というテーマのもと、地域の空き家を活用する予定を聞きました。2年生は昨年の活動をふまえて、地域の課題を研究し、市議会の方々に発表するという目標を確認しました。3年生は1年間の取り組みのガイダンスを聞きました。

7限目に1年生に対する部活動紹介が行われました。運動部12、文化部8、同好会1の代表が、動画を流したり、作品を紹介したり、パフォーマンスをして、それぞれが工夫を凝らし自分たちの部活の魅力をアピールをして、入部を呼び掛けていました。1年生も先輩たちの紹介する部活を真剣に聞いていました。

今年度、三国高校にいらっしゃった5人の先生方の新任式が行われました。その後、1学期の始業式と対面式が行われました。始業式では上山校長が「感染症対策」「インターハイ」「目標を持つ」のお話をしました。対面式では生徒会長と1年生代表の挨拶、生徒会が作った歓迎ビデオの上映がありました。感染症対策として、2年生は教室での参加としました。

4月7日(水)暖かな日差しの中、感染症対策をしながら、令和3年度入学式を挙行しました。昨年の入学式は5月でしたが、今年は例年通りの開催ができました。新入生134名は緊張した様子でしたが、期待に胸を膨らませ、式に臨みました。上山校長は式辞にて「自ら学ぶ姿勢」と「責任ある行動」を新入生に求めました。(式辞はこちら)式の前に生徒玄関前で在校生が部活動紹介のビラを配り、熱心に新入生を勧誘していました。

1年8名、2年13名、3年13名、計34名による定期演奏会が開催されました。3年生は高校生活最後の演奏、1,2年生は3年生の先輩方と演奏できる最後の機会となり、吹奏楽部のモットーである「感動のある音楽を!」を胸に、持てる実力をいかんなく発揮した演奏会となりました。そして、異動される顧問の小林幸代先生に対して、吹奏楽部生徒達のサプライズ企画もあり、最後は涙、涙の演奏になりました。また、ホールには美術部・書道部・写真部の作品も展示されました。